夫の浮気調査をしたいと思っているけど、探偵なんて非日常的な世界、何をするのかどんな決まり事があるのか私達には想像もできないですよね。知らない世界だからこそトラブルに巻き込まれないか心配です。特に調査費用や追加料金などのお金関係は依頼する前にある程度の知識を付けておきたいところです。

浮気調査で発生する追加料金にまつわるトラブル

まず浮気調査にかかる費用の内訳から確認しましょう。

  • 調査時間

浮気調査の主な調査費用は(調査時間)×(調査員の人数)で決まります。

  • 人件費

浮気調査には2人以上の調査員が必要です。基本的には2名から3名での調査でじゅうぶんなのですが、中には1つの案件に4~5名の調査員が稼働するという探偵会社も存在します。人件費には深夜料金・緊急出動時における割増料金が発生する場合もあります。

  • 経費

経費に含まれるものは探偵会社ごとに異なります。主に交通費・宿泊費・燃料費・高速代・通信費・器材費・印刷費・対象店出入り費用・フィルム費・その他情報入手にかかる費用が経費に該当します。

  • 車両代

経費に含まれることもありますが、交通費とは別扱いの探偵会社もあります。

  • 報告書作成料金

手数料という名目の場合もあります。また探偵会社によってはこれも経費に含まれていることもあります。

追加料金が発生することが多いのは主に調査時間と人件費、経費です。詳しく説明します。

勝手な調査期間の延長

本来であれば、依頼者の承諾なしに期間を延長することなどあり得ません。でも、すでに証拠を入手しているにもかかわらず『もう少しで証拠が手に入りそう』などと言って調査期間を延長して利益を得ようとする詐欺まがいの探偵会社が存在するのは事実です。

また調査依頼後、長期間何の連絡無かったのにいきなり連絡してきて延長の追加料金を請求され、調査結果も依頼者の意向には沿わないものだったという信じられないトラブルも報告されています。

必要以上の調査員の動員

そしてより確実に調査するために4~5名ほどで調査をするといってくる探偵もいますが、これも怪しいと思ってもいいでしょう。一般的には浮気調査は2名で行います。浮気調査を確実にするために3名動員することもありますが、よほど特殊な例でなければ4~5名はないと思ってもいいでしょう。

見積りの調査費用が経費抜きだった

経費には調査費用の料金体系にカラクリがあります。まずは探偵会社の料金体系をおさえておきましょう。大きくは以下の5つです。『○○型』などの名称は探偵会社により変わります。

  • 時間・人員単価型

人件費(1時間あたり調査員1名の単価 × 時間 × 人数) + 延長料 + 経費

  • 基本料金型

基本料金 + 延長料 + 経費

  • パック制(定額制)料金プラン

パック料金 + (延長料) + (経費)

  • 基本料金・調査費用型

基本料金 + 調査費用 + (延長料)

  • 成功報酬型

着手金 + 成功報酬 + (経費)

 

問題となるのは経費の部分がカッコになっている3のパック制料金プランと5の成功報酬型です。

パック制(定額制)料金プランは『この金額で何時間まで調査します』という料金体系です。例えば30時間35万円というプランであれば、30時間まで調査をしてくれます。ただし使用期限があり、契約した時間によって異なりますが、30時間程度だと使用期限が1ヶ月以内、1日の最低稼働時間が3時間などの制限が入ってきます。パックプランでは『経費』がパック料金とは別なのか込みなのかが探偵会社により異なります。『経費』というが見積りの中に入っていなかったから込みなのかと思っていたら、調査終了後追加請求された、というトラブルが多く報告されています。

成功報酬型はまず着手金(調査にかかる準備金)を支払います。そして調査が成功した場合は成功報酬を支払います。問題なのはこの着手金の中にどこまでの『経費』が入っているのかです。調査にかかるもの全てが含まれると思っていたら車両代もカメラ代も別料金だった、なんてこともあります。

パック制料金プランでも成功報酬型でも見積りに経費という名目は無くても必ず経費はかかります。また全てのプラン共通で、経費の中に何が含まれて何が別料金になるのか、本来であれば契約時に探偵会社から説明があってしかるべきなのですが、実際は説明を省く探偵会社も多く存在します。

経費で特に確認が必要な項目は次の4つです。

経費で追加請求されやすい項目

・カメラ使用料金

カメラが何台まで使用できるのかを確認します。経費に含まれるのは1台分で、2台使用したから追加料金という手口で費用を水増しされた例があります。

・暗視カメラ使用料金

証拠写真を撮影する場合多くは夜間なので、暗い場所でも撮影できるカメラを使用するのは当たり前なのですが、これも後から暗視カメラは別料金と言って水増し請求された例があります。

・特殊機器使用料金

特殊機器とは暗くても見える赤外線カメラや隠れて撮影するための偽装カメラ(仕掛けカメラ)、カバンに仕込むGPS端末機器などです。これらも探偵にとっては当たり前に使う道具なのですが、後から請求されることがあります。

・遠方出張料金

調査で遠方に行く場合は遠方出張料金がかかる探偵会社もあります。何km以上を遠方とするかは探偵会社によって異なるため、夫の出張先や単身赴任先での調査の場合は確認が必要です。全国展開している大手の探偵会社であれば遠方でも調査料金が変わらない場合もあります。もし遠方での調査が必要だったら探偵会社を選択する際にはこの点も考慮しましょう。

ただ、あの手この手で不当な請求をするのは一部の悪徳な探偵会社に限られます。ごく普通の探偵会社では契約金で定めた以上の追加料金がかかることは殆どありません。もし調査期間の延長や追加料金が発生するのであれば契約時に説明がありますし、急遽追加料金が発生する場合は事前に連絡が入ります。

調査方法はこちらで指定できないの?

調査方法をこちらで指定できれば費用をおさえられるし追加料金の心配もないと思われるかもしれませんが、お勧めできません。

探偵会社は過去の経験やあなたの状況から最適な調査方法を選択し実行します。決して対象者について行って写真を撮るだけの仕事ではないのです。信頼できる探偵会社を見つけることができたのなら、お任せするのが調査成功への近道です。

浮気調査を失敗せずに費用をできるだけ安く済ませるためには?

先払いは追加請求されるから危険?

次に料金の先払い・後払いについては一番気になるところですよね。依頼したからには確実な証拠が欲しいし、騙されたくもないからできれば後払いにしたいところです。今は後払いの探偵会社もあります。でも、まだ先払い(着手金先払いも含む)が多いです。そして先払いするから危険なのではなく、あくまで質の悪い悪徳な探偵会社が危険なのだということを理解してください。

悪質な探偵の特徴

質の悪い悪徳な探偵会社の特徴は以下の6つです。

  • 説明・契約を急ぐ

よく説明もせず契約を急ぐのは騙す前提だからです。

  • 事務所に来ることを拒む

実態がない探偵会社によくある手口です。ファミレスでしか会えないというような探偵会社は少なくとも契約前に記載の住所に探偵会社が存在するかの確認が必要です。

  • 契約時に契約書と重要事項説明書がない(電話で契約できると言われる)

探偵業法で探偵会社には、契約時に依頼者に対して契約書と重要事項説明書の発行と説明を義務付けています。これが無いという探偵会社は調査するしない以前に法律を犯している犯罪者です。

  • 調査で結果がでなかった場合は調査結果報告書を発行しないという探偵会社

浮気調査は結果報告書が全てです。その報告書をどんな理由であれ作らない、または過去の実績を見せることができないというのは、調査の実績がないからです。『プライバシーに関わる』と言われることもありますが、それは言い訳ですので注意しましょう。

  • 成功報酬型の場合、着手金が高い

着手金の相場は全費用の2~3割程度です。それ以上に請求される場合はあやしいと言えます。

  • 着手金の支払いを急かす

契約同様、支払いを急かすのは依頼者に真実が分からないうちにお金を手にしたいからです。

 

選択した料金プランに即した支払い方法なのであれば前払いだから危険ということはありません。また依頼者が料金支払いを踏み倒すこともあるため、後払いには探偵会社側のリスクが大きいという事実もあるのです。前払いだから信用できないではなく、トラブルを防ぐためには契約時に契約内容をよく確認しましょう。

浮気調査に使う信頼できる探偵と悪質探偵の見分け方

 

請求金額が高くならないように、契約時に聞いておくといいこと

見積り以外の請求をされないようにするために契約時に聞いておくことがあります。

・見積り金額以外に料金は掛かるのか?

・追加料金が発生する場合はどんな時か?また事前連絡をしてくれるのか?

この質問に該当する回答が得られない場合、調査依頼は避けるべきです。また口頭での回答では万が一のときの証拠になりませんから、契約書に覚書で記載を依頼しましょう。

見積りより請求金額が高かったら払わなくてもいいの?

請求金額が見積りより高かったらまずは探偵に追加になった分の詳しい説明を求めてください。そして契約書に追加料金は発生しないという記載があるかを確認してください。また調査報告書があなたの依頼を満たす内容なのかどうかを確認してください。

あなたが納得いかない説明・内容なのであれば支払いを拒否することもできますが、これは後払いの場合のみです。前払いで返金を求める場合はまずは探偵の業界団体が消費者センターに相談します。そのうえで必要であれば弁護士に依頼して返金を求めることになります。

 

契約時は調査内容の確認を!

探偵に割り増し請求されないためには契約時に調査内容を確認することが大切です。水増し請求をされないためには

  • 信頼できる探偵会社を選ぶこと
  • 次に契約内容を確認して分からないことが無くなるまで話しを聞くこと
  • 追加料金が発生するのかしないのか、するのはどんな状況なのか、連絡をくれるのかを確認すること

が大切です。

もし、納得いく説明が得られない場合は絶対に契約しないことです。

トラブルに巻き込まれた人の多くは『急かされたので契約してしまった』『内容がよく分からないまま契約してしまった』『契約書を殆ど見ていない状態で契約させられた』と訴えています。

これはもちろん騙す側が悪いです。でも少なからず自分がまきこまれないように自分で気を付ける必要があります。浮気をされて、気持ち的に余裕がないかもしれませんが、探偵を使う際には慎重に選ばないと、もっと自分の首を絞めることになります。

ネットを使って浮気調査のために使う探偵の選び方

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