探偵に浮気調査をお願いしたいけど、探偵って本当に浮気の証拠を取ってくれるのでしょうか。もし失敗したときは探偵が調査費用を負担してくれるの?当然そう思いますよね。調査費用は高額だからこそ心配です。そこで今回は浮気調査で期待する調査結果が得られなかったときの費用負担について説明します。

探偵は調査をしたらお金がかかります

探偵が正当に調査を行ったのであれば、調査費用は依頼者が負担しなくてはいけません。

浮気調査とは素行調査の1つです。素行調査とは対象者がいつ・どこで・誰と・何をしていたかを確認し、その事実を写真や動画で証拠として残し、依頼者に対象者の行動の一部始終が分かるように報告書にまとめ、報告をすることです。

少し突き放すような言い方になりますが、探偵がする仕事にその結果は無関係です。調査をして報告したことで探偵は自分に課せられた仕事を行っているので、依頼者はその仕事に対して報酬を支払う必要があります。

夫が浮気していなかったら返金してもらえないってこと?

夫が浮気しているしていないは妻の立場の問題になります。探偵はあなたの夫が浮気をしていてもいなくても、同じ調査をします。たしかに探偵側も依頼者があまりに思い詰めていると『依頼者が望む結果を出してあげたい』と思うようですが、それでも事実を覆すことはできません。

よく『結果が出なかったら料金はいりません』という探偵会社のキャッチフレーズがあります。この結果とは『夫があなたの見ていないところで何をしているのかを確認し、証拠をおさえること』であり『夫が浮気をしてもいないのに、浮気をしている証拠をおさえること』ではありません。

過去にこんな事案があったそうです。妻は、いつも帰りが遅くなる曜日がある夫の浮気を疑って探偵会社に調査を依頼しました。探偵が浮気調査を行うと、夫は個室ビデオ鑑賞に通っていたのです(もちろん1人で、です)。数週間調査をして、女性と会っている事実は全く無く、帰りが遅い曜日は、夫は毎週ビデオ鑑賞をしてから帰宅していたのです。探偵が調査報告をすると微妙な空気に包まれつつも、妻は調査費用を支払って帰宅したとのことです。

離婚と慰謝料請求をしたいのに、浮気調査をしたけど結果に不満があります

夫と離婚して慰謝料請求したいと思っている場合は不貞の証拠が必要になるので、調査をしたからには結果が欲しいところです。でも報告の内容に不満がある場合はどうなるのでしょうか。

浮気の証拠が取れなかった場合

  • 浮気をしていなかったので不貞の証拠が取れなかった

この場合、調査は行っているので調査費用は全て依頼者の負担です。

  • 浮気をしていたのに証拠の写真や動画が撮れなかった

この場合は何が原因で撮れなかったのかが問題になってきます。夫がなんらかの理由で探偵の存在に気が付いて警戒してしまったとします。『なんらかの理由』が、依頼者に原因がある場合は調査費用は依頼者の負担になります。例えば

探偵が調査していることを口論の最中に妻が夫にウッカリ言ってしまった。

・探偵に調査を依頼しているのにも関わらず自分も夫を尾行し結局夫に分かってしまい、探偵の尾行にも気が付かれてしまった。

などです。2つ共、過去の浮気調査中に起こった事例です。

『何らかの理由』の原因が探偵の力量不足であれば、費用の折半や失敗するまでの調査費用のみ依頼者の負担で残りは返金してもらえるかもしれませんが、全額探偵の負担にはならないのが現実です。

証拠が不充分だった場合

証拠が不充分だった、は『証拠』の定義が曖昧なまま調査依頼をしてしまうと一番やっかいな問題になるため契約時に充分確認が必要です。

離婚や慰謝料請求を考えている場合は裁判所が認めるだけの不貞の証拠が必要となります。不貞の証拠とは、夫と浮気相手に肉体関係があることが分かるものです。分かりやすいのはラブホテルに出入りしている写真を複数回分、または浮気相手の家に何度も出入りしているところなどです。レストランで食事をしているところや手をつないで歩いているところなどは肉体関係の有無が証明できないため証拠としては採用されません。

契約時に何をもって調査成功となるのかは一番重要な要素です。なので、探偵には自分が求めている結果を正確に伝えなければなりません。

「浮気の証拠をおさえてください」と言ってしまうと、デート現場の写真だけでも浮気の証拠になってしまいます。結果を報告されて『こんなものでは証拠にならない』と思っても費用は全額支払わなくてはならないのです。

浮気している夫にうんざりしていてもう別れたいと思っているのであれば、「離婚したいので2人の顔がハッキリ分かる不貞の証拠を3回分おさえてください。浮気をしていないのであれば何をしていたのか写真(や動画)で証明してください。」など、自分が求めているものを具体的に示しましょう。

浮気調査がばれて打ち切りになったら返金してもらえるの?

浮気調査が夫になんらかの理由でばれてしまうこともごくまれにあります。その場合は返金してもらえるのでしょうか?

探偵のミスで浮気調査に失敗したら

探偵がミスするの?と思われるかもしれませんが、決して悪徳探偵ではなく訓練された正当な探偵であっても当然失敗はあります。過去の例では

確実な証拠写真を撮りたいがために深入りし過ぎて気付かれた。

・対象者の警戒心が強すぎて結局尾行に気付かれた。

・対象者が人気のないところ(閑散としているところ)へ向かって行ったため、かなりの距離をお

いていたにも関わらず、他に人が居ないため目立ってしまって気が付かれた。

などがあります。3つ目は運が悪かったとしか言いようがありませんが…。

探偵側のミスにより調査継続が難しくなった場合は、調査した分の料金を支払い残りの調査分は返金、またはミスの程度によってですが全額返金となる可能性もあります。

依頼者のせいで浮気調査に失敗したら

一番多いのは依頼者が対象者に言ってはいけないことを言ってしまうケースです。調査の途中報告で知り得た情報を言ってしまう(「昨日○○に行ってたでしょう!」とか…)、浮気の情報を知りたいがために根掘り葉掘り質問攻めにしてあやしまれてしまう、なのです。このような言葉が引き金になり対象者に気が付かれることは多いのです。

依頼者側に要因があった場合、返金対応はされません。調査した分の料金を支払って残り調査分の返金対応となることもありますが、ほぼ無いと言っていいでしょう。

返金保証がある探偵や成功報酬型の探偵を選んだほうがいいですか?

だったら返金保証がある探偵や成功報酬型にすればいいじゃない。と思いますが、それにもクリアしなければならない条件あるので注意が必要です。

返金保証つきの探偵

ネットで歌っているような「返金保証」は完全に探偵のミスで尾行や調査が継続できなくなったときに限られます。例えば対象者がかなり用心深くて、なにもミスをしていない通常の尾行でも気が付かれてしまった、という場合は返金対象にはなりません。

ほぼすべての探偵は『自分の望む結果じゃないから返金して!』は通用しません。返金保証の内容は契約時によく確認しましょう。

成功報酬型の探偵

成功報酬型は夫が確実に浮気をしている場合にしか受け付けてもらえません。なぜなら夫が浮気をしていないのに、『夫が女性とホテルに入る写真』は撮れませんよね?調査を引き受けてもらうには探偵会社が絶対に成功できると判断するだけ情報(いつ何処で密会するか)が分かっているなど、一定の条件があります。

調査には絶対に費用が掛かります。料金後払いは料金の踏み倒しの可能性がありますし、探偵社側に大きなリスクがあります。更に成功しなければ費用を探偵会社が負担すると約束するのですから、それこそ成功させなければなりません。だからこそ成功する確率が高い案件しか受け付けてもらえません。

成功報酬型はリスクの分、成功時のリターンも大きいのが特徴です。つまり料金が他の調査体系に比べて高額になることが多いのです。安易に『成功報酬型にすれば失敗したら費用は払わなくてもいいし』と考えるのではなく、自分の状況と実際にかかる調査費用からどのプランにするのかを選択するようにしましょう。

探偵会社のキャッチフレーズに惑わされずに、冷静な判断を!

浮気調査は高額な費用がかかります。少なくても数十万円多ければ数百万円になります。だからこそ費用がかからない、失敗したら負担無し、というのは魅力的で目を奪われます。でも調査費用が返金されたり探偵会社側の負担になるのは、探偵会社側の過失で調査を失敗したときだけです。安易に考えて確認もせず契約してしまうと『ただより高いものは無い』になり兼ねないので、注意が必要です。

ネットを使って浮気調査のために使う探偵の選び方

 

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