妻に浮気をされたので離婚して子供を引き取りたい

妻の浮気が離婚の理由になるケースが年々増えています。そして「イクメン」という言葉も浸透して子育てに積極的に関わっている父親も増加傾向にありますね。このことから子供を見捨てて不倫に走った妻に親権を渡したくない父親も増えていると考えられます。あなたもきっと同じように「親権を渡したくない」という思いをお持ちのことと心中をお察しします。

 

しかしあなたが親権を取りたくても世の中では多くの場合まだまだ母親が親権を取ることが大勢を占めています。親権についての司法の考え方を紐解いてあなたが親権を取るための策を考えてみましょう。

 

浮気をしたのに親権を取れるのか

親権を争うことになった場合に妻の浮気を原因に親権を主張しても残念ながらほとんど考慮されることはありません。なぜなら親権は今後どちらと一緒にいることが子供の成長にとって良いのか?という観点から判断されるからです。浮気に限らず離婚の原因と親権は関係性がないものとして裁判官は考えます。

 

「浮気をするなんて子供に愛情がない証拠だ」という釈然としない思いもあるかもしれませんが感情的になって浮気のことを引きずっていても前には進めません。あなたが親権を勝ち取るための具体的な方法に目を向けていきましょう。

 

どんな時に父親が親権を取っているのか

統計を見ると圧倒的に父親は親権を取れていません。しかし1割ほどの父親は実際に親権を取れていますのでその状況を見てみましょう。

 

  • すでに別居をしていて子供を父親が育てている。
  • 母親が普通の生活を営める状態にない。(重い病気・多額の借金を抱えているなど)
  • 離婚前に一方的に子供を連れ去られ面会もできない。
  • 同居はしていても実質的に母親が子育てを放棄しており著しく家庭を省みることがない。

 

あなたの家庭状況と比較してみていかがですか?浮気は「子育ての放棄と家庭を省みない行為なのではないか?」と思うかもしれませんが浮気はしていても子供にとっては良い母親であり今後もしっかりと子供の養育をしていけるのであればやはり浮気は親権を争う際に問題にはならないでしょう。注目すべき点は母親よりも子供が健やかに育つ環境が整っているかどうかです。

 

親権を手に入れるためにあなたができること

まず親権について離婚の理由は考慮に入れられないことを前提に、なぜ「母親が圧倒的に強い立場」にあるのかを裁判(あるいは調停)で判断される基準から見ていくとあなたの取るべき行動が見えてきます。

 

子供への愛情の度合い

これまでどれだけ子供に愛情を注いできたかです。気持ちの問題ではなく養育実績や監護実績が大事です。あなたが必死に「自分の方が愛情の量が多い」と主張しても今まで子育てを妻に任せっきりにして学校行事にもほとんど参加したことがなく学校の成績や習い事、あるいは子供のことに無関心だったなら説得力に欠けますよね?逆に妻よりも育児に関しての具体的な実績を示すことができればその分有利になります。

 

子供と過ごせる時間

これから子供にとって良い発育環境をどのように作るのかです。経済的な面はもちろん総合的な生活環境を整えられるかです。今の日本社会では男性は長時間労働を強いられている場合が多く母親は比較的子供との時間を作りやすい状況と言えます。仕事に縛られて子供との時間を持つことが難しいようであれば転職も視野に入れなければいけません。

 

また両親などの同居親族がいて子供の生活の面倒を一緒に見てくれる環境はより優位になりますがそのために引っ越すのは得策とは言えません。妻は引っ越しなどせずに子供と今まで通り暮らせるとアピールされたら一気に不利になります。あなたは子供に無理な環境変化をさせないことを優先して生活設計を組み立ててください。

 

子供の年齢と意思

子供が幼ければ母親が有利になるのは動かしがたい事実です。子供が乳児であればあなたにはほとんど勝ち目はないでしょう。しかし子供の年齢が高くなるほど勝算は高くなります。年齢が10歳以上になると子供がどちらと一緒にいたいのかという意思が100%ではないですが考慮に入れられるようになります。15歳以上であれば子供の意思はかなり尊重されるようになります。子供の意思にはあなたとの関係性が強く影響を及ぼすのでこれからの生活であなたと妻を天秤にかけた時に選択してもらえる良好な間柄を築いてください。

 

※子供に妻の浮気をなどの悪口を告げてあなたを選ぶように誘導はしないでください。子供の本音はどちらかを選ばなければいけないのは受け入れがたいことなのですから。

経済力

経済力は高ければ高い方が良いでしょう。ただし妻の方が経済力が低くてもあなたが養育を支払うことで子供の生活保持はできますので決定打にはならないでしょう。例外として妻がギャンブルや贅沢嗜好で浪費が激しく子供の生活保持が難しいなどの具体例があれば多少は勘案される見込みがありますので諦めずに一つの判断材料として提示してください。

 

心身ともに健康であること

心身の病気を抱えていて仕事もままならず育児もまともにできるか分からなければ親権を取るのは難しくなります。健康であることが親権を取る最低条件になります。万が一あなたが心身の不調を感じていたり持病があったら生活にはなんら影響がないことを認めてもらわなければなりません。

 

男性でも親権を取れる可能性はあるが妻の浮気は考慮されないのであてにはしない

あなたが親権を取るには客観的に見てあなたの方が妻より子供を幸せにできることが明白である必要があります。冷たいようですが裁判官は浮気の事実には目を向けずにこれから子供がどのように育ててもらえるかしか考慮しません。著しく未来にも悪影響を与えることがはっきりしている事柄でなければ過去の出来事は参考資料程度です。あなたがこれから子供にどのような環境を用意できるかが勝負の分かれ目です。

 

これまでに深い愛情を持って子供との時間を多く持っていれば当然有利です。子供の意思もより愛情が深い方に傾くでしょう。そしてこれからも子供のためにあらゆる犠牲を払える覚悟を行動と共に示すことができればより親権を取れる可能性は高くなります。子供への愛情があなたと子供の将来を切り開く最大の鍵となるでしょう。

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